お悩み相談室 Vol. 03

こんにちは、飼い主です!
最近、歯がきれいですね!どうしてますか?とよく聞かれます。
なので今日は、わんこの歯石取りのお話🐾

みなさんわんこに歯磨きってされてますか?
ご飯がドッグフード主流となり、歯石がつきやすくなった為歯周病になってしまうわんこが増えました。
歯肉炎→歯周炎→歯周病→歯周膿漏→歯根膿瘍とレベルがあり、主な症状は
✅口臭
✅歯が抜ける
✅血が出る
✅膿が出る
ひどい子では炎症がひどく頬に穴が開く子もいます。
また、歯根膿瘍により骨が溶け下顎骨の骨折など、深刻な問題となってきています。

ではどうしたらいいのか?🤔

ズバリ、歯磨きです。もうこれ一択です。笑
パピー期から始める歯磨き動画を作りましたので是非ご参考までに♡

歯磨きで解決しない歯石取りについて

歯磨き頑張ったのに歯石になっちゃったYO
保護犬で、来た時から歯石ついてたYO
なんなら歯槽膿漏だYO
って方。
その時は諦めて、病院や専門の場所での全身麻酔歯石取りをお勧めします。

我が家では無麻酔での歯石取りも保護犬で来た子に行っておりますが、あくまで「表面」の「目に見える歯石」を歯から取り除いているだけの話。
歯周ポケットに入ってしまった歯石までは取ることができません。

我が家で行った歯石取りです。
一度でここまで取れました。

無麻酔歯石取りにはメリット、デメリットがあり本当に賛否両論です。
メリットとしては
✅麻酔なしのため体への負担が少ない
✅少しずつ時間をかけて出来るのでケアしやすい
✅費用が安く済む
何より麻酔をしないということが最大のメリットです。
シニアの場合、全身麻酔をかけるのを躊躇う方も多いです。
反対にデメリットとしては
✅歯周ポケットまで掃除できない
✅犬にストレスがかかる(暴れてできない子もいる)
✅危険が伴う(歯茎を傷つけたり、急に暴れて刺さってしまうリスクがある)
慣れてない方がいきなり歯石取りを行うのは非常に危険です。
歯をきれいにしようと思ってよかれとやったのに、歯茎に刺さって病院に。なんて話も聞いたことがあります。
歯槽膿漏が進んでいる場合、触るだけで簡単に抜けてしまうこともあります。

わたしが麻酔下での歯石取りをしようと思う時は、
✅歯周ポケットまで掃除が必要
✅歯槽膿漏になってしまっている
✅麻酔に耐えられる(もしくはついでに避妊などで麻酔をする場合)子
✅歯がグラグラしている時
を目安にしています。

麻酔を使用した歯石取り

数年に一度麻酔をかけて歯医者で取ってもらうもよし、お家で歯磨きするのもよし
とにかく「これ以上歯石をつけないように家でのケアを行う」ことが大切です。
麻酔をして歯石をきれいに取ってもらっても、自宅のケアがなければ早くて数ヶ月で元に戻ります。
歯垢が歯石になるのは約数日。その前に歯磨きをしてあげてください。
大事だからもう一回言います。最大の治療は家でのケアです。

自分が歯磨きするタイミング、ちょっと手が空いた夜の5分。
愛犬のために歯磨きをしてあげてください。

個人的におすすめな歯磨きはグリニーズ、ロープ系のおもちゃ、自作歯ブラシです。
おうちに来た時から是非歯磨き練習を始めてみてくださいね♡

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